骨粗鬆症とは、骨の密度が低下し、スカスカになって「す」が入ったような状態になる病気のことをいいます。この状態では骨が弱くなり、ちょっとしたことで骨折します。
正常な人の骨 |
骨粗鬆症の骨 |
骨粗鬆症になってしまいますと、若い頃のような健康な骨に戻すことは難しいです。しかし、現在ではよい薬が開発されて、病気の進行を抑えるだけではなく、骨量を増やして骨折しにくい骨にできるようになってきました。薬による治療と同時に、運動や食事などにも気をつけますと、骨量がより増加し、骨は強くなることが分かっています。
当院では、ボンビバによる骨粗鬆症治療を行っています。
注射薬は、薬の成分が確実に血液の中に届き、効果を発揮させることができます。
ボンビバは今年発売された月に一度の静脈注射タイプのお薬です。
飲み薬よりも骨密度の上昇効果が強く、骨折を抑制できるという特徴があります。