60歳以上の高齢者の方が対象になります。
せき、鼻水や発熱などの症状がでる、子どもも大人もかかる病気です。
生後1歳までに半数以上が、2歳までにほぼ100%の乳幼児が初めて感染するとされています。初めての感染後も生涯にわたって何度も感染と発症を繰り返します。そのため乳幼児だけでなく、成人、特に高齢者にもRSウイルスが影響をおよぼす可能性もあります。
喘息、COPD、心疾患などの基碇疾思がある人
RSウイルス感染症が、喘息、COPD、心疾患などの基礎疾患を増悪させるという報告があります。
RSウイルス感染症とその予防については医師にご相談ください。
RSウイルス感染症は一般的には軽症で回復しますが、高齢者、慢性の基礎疾患(喘息、COPD、心疾患など)、免疫機能が低下している人の場合、重症化リスクが高いとされています。
RSウイルス感染症は、喘息、COPD、心疾患などの基礎疾患の増悪の原因となることもあります。
基礎疾患(喘息、COPD、うっ血性心不全、冠動脈疾患、糖尿病)があると、その基礎疾患がない人と比較して、RSウイルス感染による入院率が高まることが報告されています。(海外データ)
RSウイルス感染症は、 RSウイルスにより引き起こされる呼吸器感染症です。 RSウイルスは2歳までにほぼ100%が感染し、生涯にわたって何度も感染と発症を繰り返します。
成人の方の多くは軽症で、発熱や鼻水、咳などの症状があらわれ、数日で回復しますが、一部の方は、気管支炎や肺炎に至ることもあります。また、喘息、 COPD、心疾患などの基礎疾患の増悪の原因となることもあります。